形状が直方体で前後左右が対称な構造のため、背面が不透過(A型)や透過(C型)構造など容易に組み合わせできます。
B、D上型(A、C型の上面閉鎖)の形式があるので、上部プレキャスト版や底版ブロックが不要な経済断面が可能となります。また、直方体形状なので、下図のような応用型形式の構造が豊富に提供できます。
直立消波構造のアングロックは、内部空間が大きいので、増殖礁や魚礁としての機能もあります。また、波の作用する上段を不透過、下段を透過構造にすることで、港内の水質環境を保全します。
直方体状なので、下図のような応用型形式の構造が豊富に提供できます。
大口方式にも応用型の考えで0.3mごとの各種形式がありますが、
ここでは透過型構造(C、D上下)も有する 主要形式を掲載します。
以下の姿図には、長さ18タイプの形式を一部記載しますが、長さ2倍の36タイプの各種形式を主として記載します。
また、2種類の形式を 断面方向で千鳥配置した両面消波構造も可能です。
以下には、長さ2.7mタイプの大口形式の主要姿図を記載します。
ブロック質量が小口方式36タイプより小さいので、 断面幅の大きな構造形式が可能です。
また、中間に中仕切りを設置した 両面消波ブロックも可能です。
なお、千鳥段積する場合は 半割方塊を利用します。