人工リーフなど、群体で使用すると、海中に没水平板の消波構造が創出され、平板上面では波浪を減衰し、平板下面の中空部では沖向きの弱い流れで水位上昇を抑制する機能があります。
ブロックの高さが2m~3mあり造成マウンドが深くなるので、人工リーフの場合、造成捨石量が少なく、作業船の喫水問題も無く、越年対策も不要など、経済性だけでなく、施工性や維持管理面でも優れた機能を有しています。
没水平板を有する中空ブロック構造なので、自然の流れを妨げることなく、周辺の生態系や海浜地形に与える影響が少なく、漁礁効果もあり、魚の棲める海岸づくりに適しています。
アバロンを使用した人工リーフと従来型(通常型)リーフの機能効果の比較です。